ビジネスorカジュアルから選ぶ人気手袋ブランド14選
手袋は防寒一辺倒ではなく、スタイルに見合ったモノこそおしゃれ。ビジネススタイルとカジュアルスタイル別に大人におすすめの洒落感ある手袋をピックアップしました。温かくおしゃれな手袋を選ぼう
冬の防寒具として欠かせない手袋。保温性を重視するのはもちろんですが、デザインにもこだわって、自分のスタイルにマッチしたモノを選びたいもの。高級感のあるレザータイプや、カジュアルに使いやすい機能派など種類も豊富に揃っているので、自身の着こなしに合わせて使いやすい1点を選ぶことがポイントです。
タイプ別にピックアップ。大人におすすめの手袋14選
本記事ではビジネススタイルとカジュアルスタイルに分けて、大人におすすめしたい手袋をご紹介。手袋選びの参考にしてみてください!
▼ビジネススタイルに合わせる手袋は、靴やベルトと合わせて表革をセレクト
冬のビジネススタイルではテーラードコートが主流。かっちりとしたコートに合う上品な手袋を選びたいものです。そこでおすすめしたいのが、靴やベルトと合わせた表革の手袋。 本来ビジネス靴は表革が基本で、スエード靴はカジュアル用とされているので、手袋も同様に表革のほうがビジネススタイルと好マッチ。シックなブラックやブラウン、ネイビーなどの表革で、かつ指先などハギのシーム(縫い目)が目立たないモノを選びましょう。
ブランド1
『デンツ』ペッカリーレザーグローブ
英国にて1777年創業という長い歴史をもつ手袋の老舗ブランド『デンツ』。同ブランドの本作は“世界最高級グローブ”と呼ばれる逸品です。パーツの裁断から縫製まで今も手作業で作られており、「ポケットの中の小銭を選別できる」といわれるほどのフィット感が特徴。ライニングにはカシミヤを使った柔らかな野生の猪豚・ペッカリーの革を使用するこだわりぶり。価格はお高めですが、最高級といわれるにふさわしい仕上がりを見れば納得するはずです。
ブランド2
『カリデイ』ナッパレザー グローブ
1860年、ナポリで創業した手袋専業ファクトリー。有名ブランドのOEMを手掛けてきただけあって、熟練した職人が高品質で洗練されたデザインの手袋を手掛けています。革はカーフ、ラム、ペッカリーやピーコックなど多彩ですが、どれも他ブランドよりリーズナブルなプライスが魅力です。本作は、羊革を使用した1点で、手に吸い付くようなフィット感と柔らかさが特徴的。
ブランド3
『メローラ』レザーグローブ
1870年、ナポリで創業された『メローラ』はクラシコイタリア協会にも加盟していた高級ブランドです。熟練したイタリアの職人が完全ハンドメイドで作り上げる最高品質の手袋は、映画「ローマの休日」で使われていたり、各国の有名政治家やエグゼクティブにも愛用されています。こちらはしっとり滑らかなラムレザーを採用し、ライニングはカシミヤ仕上げ。同ブランドのアイテムの中では比較的お買い得で狙い目です。
ブランド4
『マドヴァ』ナッパ レザー グローブ
『マドヴァ』は1919年に創業したフィレンツェの手袋専門店。有名な観光名所ポンテ・ヴェッキオ橋のふもとにある、老舗の名店です。かつてはイタリア土産の代表格でした。本アイテムは山羊革のナッパレザー製で、指部分に余りなくぴったりと馴染む細身の仕様。柔らかさと耐久性を備えているので使い込むほど手に馴染んでいきます。
ブランド5
『クロダ』ラムレザー グローブ
有名ブランドのOEMも手掛ける『クロダ』は、日本国内の革手袋製造においてシェア率20%をもつ最大手メーカー。国内外に自社工場を構え、原皮のなめしから縫製までをすべて自社で行っているため、国内最高レベルの品質と圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。バイカラーの配色がアクセントになった本作は、ラムスキン特有の柔らかさとフィット感が魅力。価格も1万円以下とお手頃です。
ブランド6
『デミクラブ』ラムレザー グローブ
半世紀以上ものあいだ高級メゾンのOEMを手掛けるファクトリーブランドとして、手袋を製作してきたナポリのレザーグローブブランド。歴史あるブランドだけあって、革質やライニングの素材選びや、繊細な縫製において高い評価を得ています。加えて、デザイン性とイタリアらしい色使いも魅力的。こちらはダークグレーの上品なカラーリングや、レザーを編み込んだ高級感あるイントレチャートが目を引きます。
ブランド7
『ヘストラ』ペッカリーレザーグローブ
1936年に創業したスウェーデンのグローブブランド『ヘストラ』。もともとは作業用手袋やスキー用手袋の製造を行っていましたが、現在は伝統的な皮革素材と機能性に富んだ技術を融合したさまざまな手袋を作っています。高いフィット感を得るための立体的なパターンと指先の圧迫感を軽減する縫製など、実用性富んだ作りは逸品の名に恥じないもの。こちらは最高級素材の1つであるペッカリーを使用した逸品。ドレス用の手袋も秀逸なんです。
▼カジュアルスタイルに合わせる手袋は、デザイン&機能を重視!
カジュアルコーデに合わせる場合はやはりデザイン優先。とはいえ機能性も重視して選びたいところで、絶対欲しいのはタッチパネル対応機能! こなれたデザインかつ、タッチパネル対応の万能アイテムを、セレクトショップのオリジナルや人気のアウトドアブランドなどからピックアップしました。
ブランド1
『シップス』ハリスツイード レザーコンビスクリーンタッチスマートフォングローブ
ヘリンボーンストライプ柄のハリスツイードを使った『シップス』オリジナルの1点は、トレンドのクラシックなスタイルともお似合いです。手のひら部分にはタッチパネル対応レザーを採用し、着用したままでのスマートフォンの操作を可能にしました。
ブランド2
『ビームス』ケーブル レザー グローブ
ケーブル編みのニットとレザーのコンビネーションでデザイン性の高い1点はセレクトショップオリジナルならでは。シックなカラーリングで上品なルックスですが、防寒性を高めている手首のリブデザインが程良いカジュアルさも演出しています。着用したままスマートフォーンの操作ができる使い勝手も◎。
ブランド3
『ザ・ノース・フェイス』イーチップグローブ
老舗ながら、今ストリートで大人気の『ザ・ノース・フェイス』。ストレッチフリースを採用した本作は、フィット感に優れ、適度な通気性も備えているため蒸れにくく快適な着用感が味わえます。タウンユースからアウトドアシーンまで活躍必至。
ブランド4
『ジェネラルデザインメイド』3Dタッチパネルグローブ
世界に通じるブランドとしてMADE IN JAPANにこだわってをモノ作りを行うファクトリーブランド『ジェネラルデザイン』。本アイテムは、ミニマルなデザインでコーデを選ばず合わせやすい1点です。一見シンプルな手袋ですが、親指、人差し指、中指の指先には電気を通す特殊な糸を編み込み、タッチパネルの操作も可能な機能派です。指部分はシームレスになっていて着用感も良好。
ブランド5
『アンダーハンデッド』タッチパネル対応 グローブ
アメリカで立ち上げられた新進気鋭のグローブブランド。機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテム展開で人気を集めています。4WAYストレッチ素材を使用した本アイテムは、温かく伸縮性にも優れストレスフリーな着用感。遊び心あるデザインも同ブランドならではです。もちろんタッチパネルも対応。
ブランド6
『ホンズ』レザーグローブ パーカー
カリフォルニア発の『ホンズ』は、もともとは野球やゴルフ、アメフトなどスポーツ用グローブを生産しており、現在ではデイリー用のアイテムも展開。3D立体裁断が特徴的でフィット性の高い手袋が魅力です。本作は、手のひら部分に最高級のラムスキンを採用。甲部分はキルティングで上品かつカジュアルなデザインに仕上がっています。スマホの操作も可能。
ブランド7
『ティーケータケオキクチ』ゴートスエードリブ切り替えグローブ
きれいめカジュアルを好む方には、手のひらと甲で素材を切り替えたコンビレザーグローブがおすすめ。シックな配色や細身のシルエットがスタイリッシュで洒落感アップに一役買っています。
ビジネススタイルからアウトドアまで幅広く執筆
池田 やすゆき
「FINEBOYS」編集部を30歳で独立。以後フリーのファッションエディター&ライターとして「MEN’S EX」「LEON」「GQ」「AERA STYLE MAGAZINE」など各メンズ誌・WEB版のほか、企業広告、オウンドメディアにて執筆。BBQインストラクター、第二種電気工事士など資格多数。目下の目標は危険物取扱者乙種4級取得。