冬も三本線を味方に。アディダスのダウンがコーデの主役として効く
ダウンのイメージがあまりない人もいるかもしれませんが、実は『アディダス』のダウンが狙い目。高機能なのはもちろん、ブランドアイコンの効いたデザインが秀逸なんです。アイコンデザインが効いた『アディダス』のダウンアウターが冬コーデに味方する
ダウンジャケットと聞いて思い浮かべるブランドはいくつかあると思いますが、そのなかに『アディダス』は入っていますか？ 『アディダス』のダウンアウターには逸品が揃っているので、ぜひ候補リストに加えておきましょう。スポーツブランドならではの機能を備えているのは当然ですが、デザインもハイレベル。『アディダス』のブランドロゴに加え、「スリーストライプス」（3本線）や「トレフォイル」（三つ葉）といったアイコンがアクセントとして映えていて、すぐに『アディダス』だとわかるルックスになっています。アイコンが効いているだけでなく、着こなしやすいバランスに仕上がっているダウンアウターが多いので、コーディネートに取り入れやすいのもポイント。スポーツ好きでもそうでなくても、『アディダス』のダウンウェアは要チェックです！
こんなにスタイリッシュ。『アディダス』のダウンを使ったお手本コーデ
全体としては落ち着いたムードながらも、『アディダス』ならではのアクセントが効いているのがココのダウンアウターの魅力。その特徴を生かして着こなすなら、ロゴやアイコンを引き立てるようにシンプルなアイテムを合わせるのがセオリーです。コーデの実例をご紹介するのでぜひ参考に！
コーデ1
ダークトーンをベースにしてアイコンを強調した好例
左胸のロゴマークを効かせたコーディネートがお見事！ ダークトーンのコーディネートをベースにしながら、白のアイコン＆スニーカーをクリーンなスパイスとして際立たせています。インナーのノーカラーシャツはカモフラージュ柄ですが、ダークな色使いなので悪目立ちせず、大人なムードにまとまっています。
コーデ2
スリーストライプスを大胆に取り入れたお手本
『アディダス』を象徴するモチーフの1つがスリーストライプス。袖などに入った3本線がアイデンティティを主張してくれます。このお手本コーデでは、上下ともにライン入りのアイテムをセレクト。ラフになり過ぎないように、全身をモノトーンで揃えて落ち着かせているのがポイントです。とはいえスポーティな雰囲気はしっかり残っているので、今っぽいリラックス感も漂っています。
コーデ3
ダウンコートを使って大人な冬コーデを構築
ダウンコートを着用しているのは実は女性ですが、コートはメンズ用。男性にもマネしてほしいコーディネートを実践しています。最大のポイントはシルエット。オーバーサイズのコートをスリムなブラックジーンズで引き締め、スタイリッシュにまとめています。さらに、小ぶりなバッグも巧妙。短めに垂らすことで、コートの縦長な印象を緩和してスタイルをより良く見せています。
ジャケット、コート、ベストまで。『アディダス』のダウンアウター、冬の傑作選
『アディダス』のダウンアウターは、一見してすぐにココだとわかるデザインがポイント。だからこそ、おすすめアイテムを見てもらえば、その魅力もすぐに伝わるはずです。すぐに買えるおすすめアイテムを選りすぐったので、すぐに確認を！ なお、ここでは羽毛を使っていない中綿入りのアウターも含めてご紹介しています。
▼「ダウンジャケット」のおすすめ8選
ダウンアウターのなかでも定番的なダウンジャケットをまずはご紹介。個性を発揮しつつも、大人のコーディネートに難なく馴染んでくれる逸品ばかりです。インナーダウンも含め、レングスが短めのアウターをダウンジャケットと定義してセレクトしています。
アイテム1
ヘリオンニック フーデッドジャケット
ロゴが映えているシンプルなデザインが着回しやすい1着。ダウン80％の中綿をたっぷりと封入しているので、保温性も優秀です。さらに、『アディダス』独自の「クライマウォーム」テクノロジーも起用。高い保温性だけでなく透湿性も手伝って、運動時に最適な37度程度の体温維持をサポートしてくれます。撥水加工によりちょっとした雨にも対応。
アイテム2
エッセンシャルズ ダウンジャケット
肩のスリーストライプスが『アディダス』であることを主張。ダックダウン80％×化繊20％の中綿が熱を閉じ込め、温かさをキープしてくれます。撥水コーティングが施された素材には、リサイクルポリエステルを使用。『アディダス』が目指す「プラスチック廃棄物ゼロ」に向けた取り組みの成果を感じられる1着です。
アイテム3
アディダス オリジナルス パデッド スタンドカラー パファージャケット
ワントーンの色使いがクールな中綿入りの厚手なジャケットです。カラバリは2色展開。ブラックは両サイドの3本ラインがさりげなく個性を主張していますが、ホワイトは細部まで単色で統一されていてクリーンなイメージにまとまっています。裾はドローコードで絞ることができ、下から吹き込む冷気をシャットアウトすることが可能。
アイテム4
アディダス オリジナルス アドベンチャー パファージャケット
パープル×イエローのカモフラージュ柄が独創性を放つ1着。左胸に縦向きでレイアウトされたロゴも秘かに個性を強調しています。フードが取り外しでき、首回りをアレンジできるのもポイント。シェルはリサイクルポリエステルで、中綿はケアがしやすいポリエステルを使用しています。
アイテム5
アディダス オリジナルス トレフォイル リピート パファー ジャケット
シンプルなデザインと思いきや、『アディダス オリジナルス』のアイコンであるトレフォイルを刺繍で全面的にあしらっている個性派の1着です。鮮やかなブルーのほかに、ブラックとホワイトもラインアップ。どのカラーもワントーン使いでスタイリッシュな面持ちです。
アイテム6
アディダス オリジナルス スーパースター 3ライン キルティング ダウンジャケット
『アディダス』の名作スニーカーの1つ「スーパースター」を連想させるスリーストライプスが袖を縦断するダウンジャケット。ダックダウン90％×フェザー10％の中綿で、薄手でも保温性が抜群です。袖口と裾のリブ仕様によって防風性も確保。このリブによってスポーティな印象も高まっています。
アイテム7
バリライト ライトダウン ジャケット
インナーダウンとしても使えるライトなダウンジャケット。シームレスな製法で撥水性を高めているので、雨や風から体を守ってくれます。中綿はダックダウン80％×フェザー20％で、薄くても温かい仕上がり。利便性もしっかり追求していて、メディア用のコード通しやパッカブル仕様などを採用しています。
アイテム8
R.Y.V. ジャケット
アイテム名にある「R.Y.V. 」は“Reveal Your Voice”の略。「自分探しの旅に寄り添う」というテーマのコレクションでリリースされたノーカーラジャケットです。薄手のキルティング仕様はインナー使いに最適。レイヤードしてもかさばらないので、寒い日でも自分らしいコーディネート作りに貢献しれくれます。
▼「ダウンコート」のおすすめ5選
実は『アディダス』ではダウンコートも豊富にラインアップしています。ダウンジャケットとの違いは、着丈の長さ。ロングなレングスなので、体をしっかり包み込んでくれます。落ち着きと個性が両立している逸品をご覧あれ！
アイテム1
ライトダウンコート
パーツによって2層と3層を使い分け、軽やかに仕上げたダウンコートです。膝下までのロング丈ですが、薄手でスタイリッシュ。左胸のロゴや肩のラインまでブラックで統一した配色もクールです。保温性も圧巻で、ダックダウン80％×フェザー20％の中綿が全身を温かくキープしてくれます。
アイテム2
エッセンシャルズ ダウンパーカー
すでにご紹介した「エッセンシャル ダウンジャケット」をミドル丈にアレンジした1着。定番のコーチジャケットから着想を得たデザインです。フードとハイネック仕様によって首周りの防風性が抜群。『アディダス』ならではのアイコンが映えているので、シンプルに着こなしてスポーツMIXスタルを構築するのがおすすめです。
アイテム3
タンゴ テック ロング ダウンコート
サッカースタイルをストリート向けにモディファイ。ベンチでマネージャーなどが着用するコートがモチーフですが、トーンが変化する袖のスリーストライプスやネオンカラーのジップスライダーなどで個性を上乗せしています。薄めの仕上がりですが、ダックダウン×フェザーの中綿を採用しているので、見た目よりもずっと温かい着心地です。
アイテム4
ライト インサレーテッドコート
フルジップのフライフロントはミニマルな表情ですが、ロゴとラインが効いていてスポーティな雰囲気です。背面は大きくロゴがレイアウトされていて、インパクトを感じさせるデザイン。冬のストリートスタイルにも最適なロングコートです。長い丈と中綿仕様に加え、起毛加工の裏地も保温性アップに貢献。スタジアムでのスポーツ観戦などでも役立ちます。
アイテム5
プレミアムジャケット
ユーティリティで便利な逸品。フード付きのアウターとコート丈のライナーを組み合わせて着ると、レイヤードスタイルが完成するおしゃれなデザインです。それぞれ単体でも着用できる3WAY仕様で、気温に合わせた温度調整も簡単。そんな仕様や左胸のDリングがアウトドアテイストなのに、ブランドは『アディダス』という意外性も魅力です。
▼「ダウンベスト」のおすすめ4選
『アディダス』のダウンベストはさまざまなタイプが揃っています。着回しやすいスタンダードなデザインはもちろん、ほかにはないような斬新なデザインを取り入れたタイプもラインアップ。気になる1着を選んでレイヤードを楽しんでください！
アイテム1
エッセンシャルズ ダウンベスト
前述の「エッセンシャルズ ダウンジャケット」のベスト版。レイヤードが楽しみやすいのはもちろん、ダックダウンに化繊をブレンドした中綿が軽いのに温かく、体の中心部をしっかり守ってくれます。ロゴやラインを際立たせるように、シンプルなアイテムを組み合わせると大人なコーディネートにまとまります。
アイテム2
ダウンベスト
左胸のロゴまでダークトーンで統一したワントーンのデザインがクールなダウンベスト。ダックダウン80％×フェザー20％の上質な中綿を使っているおかげで、薄いのに保温性に優れる1着へと仕上がっています。スタンドカラーで首回りの防風性を補完することができるので、ビッグサイズのチェスターコートなどと組み合わせて着こなすのもおすすめ。
アイテム3
アディダスゴルフ フロストガード インシュレーテッド ベスト
ゴルフのスイングを妨げないベストは、動きやすくてタウンユースでも重宝。ダックダウンとフェザーを使った中綿で保温性を確保する一方、ニット生地のサイドパネルで可動性をプラスしています。キルティングの形状が独特なので、レイヤードスタイルのスポーティなアクセントとして効かせてみてください！
アイテム4
ダウンベスト コールド RDY
ダブルになったフロントが独創的。熱を消失しやすいフロント部分を二重にすることで、保温性を高めています。さらに、その上にカーゴポケットをセットしたデザインが斬新。両脇にもポケットを備えているので収納性も抜群です。耐水性のある「ハイパーダウン」を採用するなど、細部まで凝った作り。
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平 格彦
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60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者
平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。